昨日発売の婦人画報2月号に、私の友人でもあり遠州流茶道宗家家元の次女の小堀優子さんが特集されております。
優子さんは現在、遠州流茶道宗家の内弟子をされております。
茶の湯(茶道)には明確な順位などは存在しません。
全く出口の見えない、「道」なのです。
基礎的な学びも、相当な鍛錬が必要です。
茶花、道具、お点前、炭、建築、庭造りなど…キリがありません。正解がないものも多くあります。
しかし、茶の湯の楽しみ方は千差万別です。
それぞれに間違いはありません。道具を楽しむ者、お稽古を楽しむ者、お菓子を楽しむ者…
私は最近つくづく思いますが、やはり茶の湯の真髄は「おもてなし」にあります。
お茶を差し上げることを中心として、どのようにおもてなしするのか、ただのお稽古事ではなく自身にとって、社会に向けて「活きる茶の湯」こそ
これからの時代に必要な大切なことなのです。