本日は二十四節気の小満にあたります。 陽気が良くなり、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから小満といわれているそうです。 ようやく暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ始めて、花もいろいろと咲き乱れてまいります。 西日本では、本格的な梅雨入り前の走り梅雨がみられる頃です。 江戸時代のこよみ便覧(暦便覧)には「万物盈満すれば草木枝葉繁る」と記されております。 西蔵院庭園の草木も陽気を味方につけ、この木はいつこんなに伸びたかなあと成長を実感する時期です。
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